未来研究所を、大勢の人が「年に1回は行く!」開かれた場所に

※この記事は、現在当法人が取り組むクラウドファンディングサイト「Readyfor」からの転載です。
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私たちNPO法人みしまびとでは、映画プロジェクトで得た学びを生かし、そこで得た仲間と共にみしま未来研究所のプロジェクトに取り組んでいます。

 

そこで今回は、映画づくりの初期からのメンバーであり、現在も精力的に活動している1人である宮澤友和に、映画プロジェクトから、みしま未来研究所へつなげたい思いや経験を聞いてみました。

– みしまびとの活動に参加するきっかけは?

いくつかの理由が重なって、映画プロジェクトに本格的に携わることになりました。

もともと、みしまびとの初期メンバーと知り合いだったことに加えて、『惑う After the Rain』の林監督が手掛けた岐阜県・恵那市を舞台とした映画『ふるさとがえり』の上映会を三島市で行った際に、手伝いをしていたんですよ。

 

林監督の『ふるさとがえり』は消防団員がテーマの映画。僕自身が三島で消防団員をやっていて、当時一番若手だった。それで、「宮澤ちょっと手伝ってやりなさい」ということになって。

 

その上映会をきっかけに、「三島でも映画を撮ろう!」という動きにつながったのですが、僕自身は実際には、『惑う』のプロジェクトには途中から参加しました。

 

これも偶然が重なって、『惑う』の撮影に向け、参加者を募ることを目的につくられた短編映画『いざ、出陣の巻』の撮影をたまたま頼まれて手伝いにいって。その後「また人手が足りないから来て欲しい」と言われて駆けつけたら、公開オーディションでね。急遽その場で参加することになって。(笑)

 

そこからは、正式にプロジェクトのメンバーとして映画づくりに関わるようになりました。

 

公開オーディションから本番の撮影に入るまでは1年近く時間があり、脚本作りや仲間集めなど準備を進めていました。その間、僕は徐々にこのプロジェクトに夢中になっていきまして……。

偶然転職のタイミングも重なり、「しばらく、この映画づくりに打ち込もう!」と、仕事を辞めてからの間は、『惑う』の制作にどっぷりと関わりました。

 

(撮影中は雨を降らせる役を何度も担い「レイン」という愛称がつくほどでした!)

 

– 映画づくりを通じて地域に関わることで、新しい地域の見え方や、自分自身が変わった点はありましたか?

映画づくりに携わるまでは、地域のイベントとかには参加するだけだったけど、逆に何かを主催する側になることが増えました。そちら側の楽しさは、このプロジェクトを通じて覚えたなと思います。

 

そして、みしまびとの根幹にもなっている多世代でのコミュニティであるという点はとても良いなと感じています。色んな人と知り合って、その分楽しみも増えたなと。

 

これまでにも消防団などで地域とのつながりはあったけれど、こうして違うかたちの地域貢献に携わることで、さらに地域について考えるっていう機会が増えたことを実感しています。

 

– 映画が完成した時はどんな思いでしたか?

寂しかった。もう終わっちゃうんだなって。当時は、仕事もしてなかったですしね。(笑)

 

完成後は何十回も映画は見ていますが、作品としてというよりも「撮影のときこうだったなぁ…」って思い出すことの方が多いですね。ほとんどのシーンに関わったし、撮影が終わってからも、ずっと上映チームとして活動してきたので……。自分が関わったからこそ感じる思いが、今でもとても強いです。

 

– 私たちNPO法人みしまびとでは、映画プロジェクトに続いて、みしま未来研究所のプロジェクトに挑戦中ですが、どんな思いで取り組んでいますか?

みしま未来研究所に生まれ変わる旧中央幼稚園は、映画プロジェクトの基地にもなっていたので、元々思い入れがありました。まちの大切な資産ですし、公共性の高い場所ですから、失敗は許されないなという気持ちが強いです。

 

一方で、僕自身は映画プロジェクトを通じて「まずはやってみよう!」という感覚を持てるようになったのは大きな変化です。未来研究所のプロジェクトでも、とにかくやってみて、走りながら色んな判断をしていけたらいいのではと思って取り組んでいます。

 

そして、一緒取り組む「みしまびと」というチームがあることは、本当に心強いです。映画づくり、本当に大変だったんですよね…。その大変だったことをみんなで成し遂げて、そのメンバーでまた次のチャレンジって考えると、「きっと上手くいく!」という気持ちになれますし、このメンバーでチャレンジするプロジェクトに関わっていたいなと思っています。

 

(中央幼稚園が撮影の基地になっていたときの様子)

 

– みしま未来研究所プロジェクト、「もっとこうしたい!」という現在の目標はありますか?

よりたくさんの人を巻き込んで、プロジェクトを盛り上げていけたらと思っています。

 

映画の時は日々新しい人が入ってきて。毎回「はじめまして」っていうのがあった。未来研究所プロジェクトも、どれだけ多くの人に関わってもらえるかが、これからの肝なんじゃないかなと。

 

そして、未来研究所を利用してくれる地域の人に対しては、もちろん毎日使ってもらうことも嬉しいけど、たくさんの人が「年に1回は行く」という場所になったらいいと思っています。色んな人が気軽に立ち寄ってくれて、ふとしたきっかけでつながりが生まれたり、興味のある活動に参加できたりする入口になれたらいいですよね。

 

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今回宮澤さんが語ってくれたように、映画プロジェクトから生まれた出会い、コミュニティ、学び、そしてそれぞれが持つ思いの延長線上に、みしま未来研究所のプロジェクトもあります。

 

私たちは、この街でさらに新しい出会いや地域を思う気持ちを育み、生かす場づくりを行っていきたいと思っています。